引き篭り魔法使いが術を失敗して、巻き込まれてしまいました。

  

28.引き篭り師弟と、重なり合う想い2

 嫌な汗を吹き飛ばすように、大げさに打った掌。
 薪と雨音だけの静寂に、ばしんと色気皆無な音が鳴り響きました。
 じんじんして、痛い。とほほ。なんて思ったのは束の間でした。私の手をとった師匠に、丁寧に撫でられたものだから。今度は激しくなった心臓が、きゅうって痛む。

「でっでね! 悩んで、悩んで。ししょーが、ウィータの時、出会った私に、興味もって、結界作って、アニムを探してた、わかって。最初はとっても、複雑だったの。だって、私がししょー好きになる、わかってたのかなって。だから、ししょー、いつも余裕だったのかなって」
「余裕なんて、これっぽっちもなかったぞ?」

 渋い顔を掻いた師匠ですが、認めません。そんな自己申告、却下です。
 ぶーたれた私の頬が、軽く指の腹で叩かれます。苦笑している師匠に、私も空気を抜かれちゃう。

「余裕綽々は、置いておいて。私なくて、やっぱり、ししょーを好きなアニムが、欲しかったのかなって、嫌な女になってたの」
「確かにさ。お前を探してたのも、結界を作ったのも、アニムに興味を持ったからっていうのは間違いないんだ。お前に真っ直ぐ想われてる『師匠』が羨ましかったのも、理由のひとつだった。けどな、お前と一緒に過ごしていく中、それまで百年間、色々考えていたこと全部どうでもよくなっちまった」

 弾んでいた手が、むにっと頬を引っ張ってきます。
 にしっと笑う師匠の手つきは、ウィータよりも優しい。私が痛がらない加減を知っているからこその、感触。
 じわりと滲む瞳を誤魔化したくて、師匠の頬も摘み返してやりました。

「ただ、傍でむくれたり拗ねたり……笑って、オレと時間を積み重ねてくれているお前が、欲しいって願うようになってた」

 師匠の視線にとらわれる。射抜くような熱い瞳に、思わず俯いてしまいました。
 きゅっと唇を噛んでいるのを、泣いているのかと勘違いしたのか。師匠が顔を覗きこんできました。でも、暖炉のあかりではない赤みに気がつくと、柔らかい笑みを浮かべるものだから。
 私といえば、さらにゆでだこになるしかありません。
 ゆっくりと髪を撫でられ、心地よさに瞼が落ちました。「寝るなよ?」と、引っ張れた耳がやけどしそう。

「大切な話、最中、寝オチないよ。ししょーみたく、お年寄り、ないもん」
「ほーほー! その年寄りじじにまいってるのは、どこのどなたさんでしょーね」
「私、です! むしろ、私だけが、いいです! 他の女性は、だめ!」

 そっぽ向きがてら叫んでやります。えぇ。私ですとも。どうせ、私のが惚れてるんだもん。
 あまりの様子に呆れたのか驚いたのか。師匠は「おまっ!」と口を歪めたのを最後に、絶句しちゃいました。
 すみませんね。ここは譲れませんよ。冗談として、否定や誤魔化しはしたくありません。この気持ちばっかりは。……せめて、今だけ、と付け加えておこう。
 心の中での宣言に、予防線をはってしまいました。どんだけだ、自分。
 まぁ、顔を覆って項垂れている師匠は放っておきましょう。

「私、過去に行けて、本当によかった。ウィータに出会って、たった数日だけど、一緒に過ごして、ケンカしたり、笑ったりしてね、気がついたの。ウィータと会えて、もっとししょー知れた。もっともっと、ししょー好きになった。そう思えたらね、ウィータが、アニムを探してくれてたのも、私がししょー会えたのも……雨乃がアニムになれたのも、全部、繋がってるんだって、ありがとうって浮かんできたの」
「だから、『出会ってくれて、ありがと』、か」

 師匠も覚えてくれてたんですね! 私にとってはついさっきの出来事ですが、師匠にとっては百年以上も前の言葉を。
 醜い嫉妬をして泣きもしたけれど。辿り着けたのは、そこでした。それはきっと、他でもないウィータと触れられたから。だから、この先、へこんだりはするだろうけれど、師匠を信じるっていう根本は守れる。

「やっぱりね、ちょっとは、妬いちゃうと、思うんだ。ウィータが私、っていうか、アニムを、好きだって、ちょっとでも思ってたならね、ししょーが、最初に恋したは、雨乃な私ない、なるのかなとか。でも、それが嫌なんじゃなくてね? 結局は、私だし。むしろ、嬉しいのだけど。んー、うまく、いえないなぁ」

 いまいち、思うような言葉が出てくれません。腕を組んでウンウン唸ってしまいます。
 つまりは、ウィータとの別れ際に出た「出会ってくれて、ありがとう」と伝えたいのですけれど。師匠相手だと、うまくいきません。たぶん、伝えたい気持ちや言葉が多すぎて、頭の中でこんがらがっちゃってるんでしょうね。困ったです。

「なにより、ししょーが、私をね。ウィータが好きだって、思ってくれた、アニムしようとなくてね、私自身を見てくれてるって、気がつけたから、幸せいうか」
「……昔さ、ウィータとしてのオレ、お前に言っただろ? オレは未来が変わることなんてなんとも思ってないって」

 師匠の言う通り、ウィータは明言していました。未来の自分だって、怖がるのはありえないって。
 ぽつりと落とされた囁きに引かれ、そっと膝に触れれば。ぎゅうっと腕に閉じ込められてしまいました。

「偽りはない。オレは断じて、お前をあのアニムにしたかった訳じゃない」
「うん。ししょー、だもん。それは絶対ない。たとえ、アニムに、好意を持ってくれて、私を見つけてくれたが、事実だとしても。今はね、それさえも、嬉しいの。やっぱり、妬いちゃうけど」

 腕の力は緩められても、すぐさま額があわせられる。
 私だけを映すアイスブルーの瞳に、蕩けるしかありません。
 師匠と雨乃、ウィータとアニム。出会った順番はお互い逆。それでいて、心の底にある想いは同じ。それって、すごい。
 ただただ。幸せの色が滲み出ます。師匠は真っ赤に染まって……心のなしか、瞳を潤わせました。

「オレは雨乃を召喚しようなんて考えてなかった。それがお前を巻き込んじまって、図らずしも生活を共にするようになってさ。アニム以上にお前に惚れていった。お前に出会って、関係ないなんて豪語したくせに、恐怖を抱くようになったんだ。かっこ悪いだろ?」
「うん? 違くなった?」
「あぁ。オレは過去のこと、お前に話さなかった。怖かったんだ。お前が師匠に惚れてたように、オレを好きになってくれるとは限らない。オレはお前に惚れていたけれど……お前、予想外な行動とりまくるし」

 苦笑を浮かべた師匠。そっそういうものでしょうか。
 思い返せば、私だってかなり初期から師匠に恋してた言動とってた気がしますよ。無自覚って罪っていうか怖い! と身震いした程度の行動はとってました。

「過去の出来事を告げて、お前がすぐにでも故郷に帰りたいと望んでしまうのが、どうしようもなく怖かった。過去に飛ぶきっかけを知らなかったのも事実だが、何より、お前がウィータだったオレと出会ってくれない可能性が」
「ししょー。私、うまく、言えない。でも、かっこ悪いなんて、絶対、思わない。怖くなったは、ここにいる私を、好きになって、くれたからでしょ? 私たち、似たもの師弟です」

 ぶんぶんと大きく頭を振ります。乱れてもいい。まりもヘアー、どんとこいです。
 すっと耳元に滑り込んできた指。髪をかけてくれただけなのに、体が反応してしまいました。恥ずかしいけど、触れてもらえるのが嬉しくてたまらない。

「充分すぎるくらい、伝わってる。アニム……」
「ん?」
「口づけして、いいか?」
 
 へっ?! なななんで今更、許可をおとりになるのですか、お師匠様。初めて? もしかして、聞かれたのって初体験?!
 どうぞどうぞ、いつでも大歓迎です。と冗談めかして口にするには、乞うように見つめてくる師匠の空気は甘くて、ですね。察してくださいといわんばかりに瞼を閉じて待ちますが……触れる寸前で留まっている唇は、一向に動く気配はありません。
 うぅ。これは言葉にしなきゃだめですか。

「お願い、しまっ――」

 ならばと、ちゅっと唇をぶつけた後、お願いを声にしたのですが。折角の言葉は、最後まで続きませんでした。
 がぶりと食いつかれ、手加減なしに降り続ける口づけの嵐に、思考の全てを奪われていきます。

「はふっ」
「俺、アニムが好きだ」

 愛してるよりも、惚れてるよりも。もっと拙くて、最初の言葉。まるで子ども同士が言い合うような色。
 ほろほろと頬を転がる熱い雫。どれも師匠がくれる大切な想いだけど。真っ直ぐで短い師匠の気持ちに視界がぼやけていきます。一度目の『好きだ』は、過去で映像として聞いた音でした。
 やっと。師匠と並べた気がして。ただ、痛む場所を押さえることしかできません。

「昔出会ったアニムにも心奪われてたのも、今なら認められる。お前に魅かれて、ようやく気がついたんだ。曖昧な気持ちだったけれど、そのおかげでお前を呼べた。こうして、オレのアニムに触れられてる。オレのアニムに――全てを奪われた。オレの傍にいてくれてありがとう……雨乃」

 嬉しいはずなのに、幸せなはずなのに。宝物のように囁かれた名前に、涙が溢れてとまりません。私はもうアニムだけど。アニムとして師匠の傍で生きていくって決めたけど。雨乃な私も大切にしてくれる師匠が、嬉しくて。師匠にしがみついて、子どもみたいに泣きじゃくってしまいます。
 折角、とっておきの化粧水で整えた肌も、ちょっとでも色っぽくなるよう塗ったリップクリームも、容赦なく流れていく。
 でも、そんなことより、師匠がぎゅって抱きしめてくれるのが嬉しいんです。泣いた名残で、ぱんぱんに腫れること間違いない瞼も、かぴかぴになるだろう肌も。何もかも、いいや。
 師匠の体温が幸せ。師匠を好きになって――私の人生はきらきらに輝いてる。とっておきの魔法を、かけてもらった。


******


 どれくらい泣いていたでしょうか。ぐちゃぐちゃの顔を、師匠がタオルで拭いてくれます。くすぐったくて、もういいよとタオルを奪って、てっきりむすりとされるかと思ったら。柔らかい微笑みで、瞼に口づけしてくれました。
 くすぐったさから漏れる声は、いまだに涙声です。けれど、雫自体は止まってくれています。

「ししょー、ありがと。あのね、ひとつ、お願いが、あるの」
「他ならぬ可愛い恋人のお願いですから。なんでも聞きますよ?」
「ししょー、恥ずかしい、台詞。やっぱ、ししょーとウィータは、別人みたい」

 ひっくと出たしゃっくりは、込み上げてきた涙のせいか。はたまた、にやりと笑った師匠に照れたのか。どちらにしても、たいして効果のない嫌味を投げるのが精一杯でした。
 って、頬を引っ張らないでくださいよ! もう、優しいのか意地悪なのか。忙しい。

「ほぅ。だれのせいだかね」
「ししょー、目が笑ってない、ですよ」
「それも、だれのせいだか。つか、ウィータ、ウィータ呼びすぎだっつーの」

 あれ。まだ名前呼びは禁止ですか? 禁止令は解除されないですか。
 先手を取られてしまったようで、二の句が告げません。ならばと、私もお断りされないように、ちょっと頑張ってみましょう!
 師匠の首に腕をまわし、唇に自分のものを触れさせます。軽くですが、効果はあったようです。口をへの字に落とした師匠ですが、すぐに溜め息をつきました。っていうか、腰元に添えられた手がくすぐったい。

「で、お願いってなんだよ」
「んー。そういえば、ししょーというか、ウィータは忘れちゃってるかもだけどね? ウィータと初めての、口づけって、こんな感じに、触れただけだったよね。当時の、ウィータからは、想像出来なかったくらい、照れててさ。私、もしかしたら、ウィータを好きだなって、気付いたのは、あの時だったのかも。あっ、お願いっていうのは、そろそろ『ウィータ』って、呼んでも、いいかなって。もう呼んでるか!」

 よし! さり気なく、師匠をウィータ呼び出来ました! アニム、頑張りました! 甘えるように顔を覗きこんだのは、ちょっとあざとすぎた気がしますけど! 顔から火が出そうなくらい、恥ずかしいですけどね!
 これはもう、師匠だって頷くしかないでしょう。根拠のない自信に、心の中で拳を握ります。早口捲くし立ての勢いでうっかり頷いちゃうよ作戦は、成功に違いありません。
 わくわくと師匠の返事を待ちます。が――。

「だめ」

 師匠から返って来たのは、短い否定でした。なぜに。
 意義有りと挙手しようとした腕は、師匠にがっつり掴れてしまいましたよ。おぉぉ。怖い、師匠ってば、笑顔で凄まないで! 怖いよ!
 しかも、なんか怒っているじゃないですか。今のお願いの中に、怒る要素なんてありました?!
 ロマンチックな雰囲気どころか、視線で刺されそうな空気に冷や汗がとまりません。と、つかまれている腰を引こうとした瞬間。ふわりと浮遊感に襲われました。えっと、なぜに横抱き。
 無言の師匠はすたすたとベッドに向かいます。なんかこれ。いつかもあったなぁとか、ぼんやり考えちゃいます。また寝なさいって言われるんでしょうか。まぁ、幸せもらったし、これから時間もたっぷりあるのだから、いっか。

「ししょー、寝るです? 疲れてるの?」
「あぁ、寝る。アニムが言ってるのとは、別の意味でな」

 はて、別の意味とは。
 首を傾げつつも、師匠の首に腕を回します。まぁ、いっか。とりあえず、寝るという行為自体は変わらない――って、寝る?! 別の意味で?!
 自分が企んでいた行為に行き着き、ぶわっと体温があがっていきます! 暖炉から離れたのに、体中が熱い!
 愉快な調子であわあわ、口を開閉している内に、丁寧にベッドに下ろされました。が、身動きする前に、師匠が覆いかぶさってきました。心の準備が!

「あの、ししょー、私、顔、ぐちゃぐちゃだから、あらいたい、のだけど」
「オレは気にしない」
「私は、とっても気になる、ですよ! 乙女の、プライド!」

 とか色気なく暴れている私。師匠はおかまいなしにと、持ち上げた指先を舐めてきました。詰まった声を必死で堪えます。ふるふると震えている私に向けられているのは、強くて熱い瞳。下腹部を疼かせる視線。
 急に濃くなった空気に、頭がついていきません。そうこうしている間にも、ぬめっと耳を舐められ、息があがっていきます。

「ししょー、んっ、なっま、え」

 ここで譲歩すれば、当分の間はウィータって呼ばせて貰えなくなりそうです。
 ごり押ししてやる。
 開きかけた唇に、そっと甘い仕草で乗ってきた親指の腹。

「煽ったのは、アニムだからな。師匠のオレを目の前にして、過去のウィータに惚れたとかのたまいやがった直後に、名前で呼びたいとか」

 私の顔横に肩肘をついて覆いかぶさっている師匠の、どこか甘えた視線に何も言えなくなってしまいました。
 自分だって似たような台詞、口にしてませんでしたっけ!

「オレに抱きつくされるまでは、師匠って呼んで?」
「――っ! そっそれって、いつになっても、呼べないの?」

 かっ可愛くお願いされたって、こればかりは譲れませんよ! 大体、抱きつくされるって!
 ぱくぱくと魚顔負けに口を開閉させている私。
 魚な私に呆れたのか、頷かないのをじれったいと思ったのか。師匠から溜め息が落とされました。

「じゃあ、百万歩譲って、今回だけでいいや」
「今回、だけ、なら。私も、最初、抱かれるは、しっししょーが、いいもん」
「知ってる。初めては師匠に貰ってもらうって、宣言されたしな? あぁ、前に優しくしてやらねぇからなって言ってオレに、それで良いって反抗もされたっけか」

 ぶわっ! なんでそんなのまで覚えてるんですか! これだから不老不死の天才はたちが悪いんだから! 脳みそ、どうなってるんですかい。
 って、師匠。にやーっと変化していく笑顔はなんですか。
 暗がりでもわかるほど真っ赤になっているのを見られたくなくて。顔に腕を乗せてガードです。でも……。

「うん。ししょーに、貰って欲しい。ししょーが……欲しくて、たまらないの。ししょーなら、どんなでも、嬉しい」
「すっげぇ、殺し文句。よかった。耐えてた理由もなくなって、本当は優しくどころか、止められる自信なんて、これっぽちもなかったかなら。戻ってきて早々、家出されるところだった」

 うぇ?! ムードを無視して、変顔しちゃいます。
 絶句し視線を合わせて数秒後。部屋に、笑いが響きました。こつんと合わさった額が熱い。鼻先で無邪気に笑う師匠が大好き。

「ししょー」
「ん?」
「待っててくれて、ありがと」

 首に回した腕を引き寄せれば。師匠はあっさり唇をくれました。

「アニム」
「ん?」
「ありがとな。オレと出会ってくれて――アニムを、雨乃を育んでくれた全てに、礼を言いたい」


 大学生だった私は召喚術の失敗に巻き込まれ、異世界の魔法使いの弟子になりました。師匠ことウィータは、実は百年以上の時間をかけ、雨乃《あめの》とアニムを探してくれていた引き篭り魔法使いでした。
 意地悪で口が悪くて、そのくせ時折とんでもなく優しくて甘やかしてくれる、蕩けるほどの幸せをくれる大切な人。
 一方、私はこれといった特殊能力はなく、当然魔法も使えない。とどめは、折角魔法が溢れる異世界にいるのに、結界外は魔法耐性のない体を傷付けてしまう体質でした。今は、少しだけ世界《ここ》に受け入れられ始めています。

「ししょー」
「ん?」

 呼べば降らせ続けていた口づけを止め。綺麗なアイスブルーの瞳に、私だけを映してくれます。胸を焦がす想いがとめどなく溢れてくる。
 潤んでいく瞳もそのままに。ほのかな灯りを背に微笑む師匠《ウィータ》に、額を合わせました。

「ししょー、すき、すき。ししょーっていう存在が、たまらなく大好き」

 あたたかく、それでいて、いつだって私を焦がす想い。
 これからもずっと、師匠へ幾度となく伝えられる幸せを噛み締めて。きつく抱きしめてくれる師匠の頬に、擦り寄りました。
 合わさった胸から、お互いの激しい鼓動が伝わりあう。異世界で生まれ育ってきた私たちが、出会えて、こうして触れ合えている今に、泣きたくなりました。

「ししょー。いつまでも、いつまでも。一緒に、好きを、育てていこうね」




読んだよ


  





inserted by FC2 system